リスニング苦手です。
英語検定試験でも4技能(speaking, listening, reading, writing)のうちlisteningの点数は大抵低いです。
なので、リスニングに苦手意識があります。
それでも、英検1級合格までたどりつきました。
苦手なのにもかかわらず、特に意識して対策をしていたわけではありません。(過去問とかは解きましたが)
ただ、英語ポッドキャストの視聴を習慣化しました。
それが対策になったのかと感じています。
私なりに感じた英語ポッドキャスト視聴の利点を書き留めておこうと思います。
ちなみに、ポッドキャストを聴き始めたのは英検2級合格後からです。
NHK WORLD RADIO JAPAN – English News
英語学習し始めた頃に聴いていたNHKラジオの英語講座の講師が毎回こう言っていました。
「知らない単語は聞き取れない」
そもそも、語彙力が乏しすぎるので単語すら聞き取れませんでした。
単語が分からないのに会話など理解できるはずがありません。
なので、まず語彙力の強化からはじめました。
語彙力の強化には、アルクのキクタン英検準1級、Z会の速読速聴・英単語Opinion1100を使いました。
単語をインプットし始めたものの、リスニングに関してどういった英語教材を使うか迷いました。
そこで選んだのは、NHK WORLD RADIO JAPAN – English Newsです。
これはNHKニュースの英語版です。
日本のニュースであれば何かしらのメディアを通して知っているはずです。
知っているニュースを英語で聴くという作業であれば、単語だけでも拾えれば内容を理解できるだろうという期待がありました。
テキストを使って語彙力を上げつつ、少しづつ単語を拾えるようになっていきました。
また、インプットした単語をニュースで再び聴くことで、単語の定着にも役立ちました。
さらに、関連するニュースは数日間取り上げられるので、何回も似たような話題や単語に出会えます。
インプットして英語ニュースを聴くという作業を毎日続けて少しづつ英語に慣れていきました。
英検2級合格後現在までこのpodcastを聴き続けています。
Global News Podcast
英語ポッドキャストで毎日ニュースを聴くことを習慣化することに成功しました。
英検準1級合格後、少し負荷をかけてみようと選んだのがBBCニュースのGlobal News Podcastでした。
同じ方法で語彙力強化にはアルクのキクタン英検1級、Z会の速読速聴・英単語Advanced1100を使いました。
BBCのニュースは、NHKのニュースよりも難しいのですが上述の参考書を使った語彙力強化でなんとかついていけました。
この頃の変化としては、ニュースで出てきた知らない英単語も文脈から推測できるようになった事です。
ある時期ニュースの中で「インピーチ、インピーチメント」がよく出てきました。
当時、その単語を知りませんでしたが、「パク・クネ」と「インピーチ、インピーチメント」がセットで頻出してました。
韓国のパク・クネ大統領が弾劾訴追されていたのを知っていたので、「インピーチ、インピーチメント」は弾劾のことを指す英単語(impeach, impeachment)であることを推測できるようになっていました。
また、BBCニュースで結構日本の話題が取り上げられていることを知ったのも新鮮でした。
これも英検準1級合格後現在まで毎日聴いています。
Economist Radio
英検1級合格後、ニュースではないポッドキャストに挑戦しようと思って選びました。
ニュースではないので既知の知識がない話題に関しては苦労しています。
特にビジネス寄りの話題は難しいと感じます。(興味が無いので)
インプットには、アルクの究極の英単語 SVL Vol.4 超上級の3000語と究極の英単語セレクション 極上の1000語を選びました。
ですが、このテキストに掲載されている英単語が難しく、語彙力強化に苦しんでいます。
このポッドキャストの内容を理解できるようになるのは、まだ先のことだろうと感じています。
以上、私自身の経験を紹介してみました。
ポッドキャスト視聴はリスニングだけでなく、インプットした英単語の記憶定着にも有効だと思います。
また、ニュースの内容はオンライン英会話でも活用できて便利だと思います。
注意点は時間を取られるところでしょう。
NHKとBBCの英語ニュースを聴くだけでも毎日1時間以上かかってしまいます。
インプットの時間も取らなくてはならないので、スキマ時間を有効活用したいですね。
私は1.5倍速で聴くことにしています。
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