【雑記】比叡山に行ったので比叡平を調べてみました。

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その他

比叡平は滋賀県大津市の山地にある開けた地域です。

比叡山に登った時に目についたので調べてみました。

比叡平は花折断層と比叡断層の断層運動で形成された比叡山と山科の間に位置します。

図1は比叡山山頂付近から南に向かって見下ろした写真です。

図中の山中に住宅街を含んだ地域が比叡平です。

図2からもわかるように、標高848.1mの大比叡から急な断層崖を経て標高60m付近の山科区まで下る間にある標高約380mの平たい場所になります。

この地域は花崗岩で形成されており、ホルンフェルスで形成されている比叡山と大文字山の間に挟まれる形になります。(https://www.edu.city.kyoto.jp/science/online/story/07/index.html

図3は比叡山周辺の地質図です。

頁岩、砂岩でできた地域の間に花崗岩が広く分布しているのがわかります。

図4からも分かるように比叡平は周辺と比較しても不自然です。

土地条件から比叡平を見ると、図5のように全域が切土で形成されている人工地であることがわかります。

図6は比叡平の空中写真になります。

図の左側が1960年代の写真であり、右が1970年代のものです。

左側の写真ではまだ開発が進んでいませんが、右側の写真では住宅や区画整理された道路などが確認できます。

この地域が1970年代には開発されていたことがわかります。

他にも山地を切り開いて平たくした地域があるのでしょうか。もっといろいろ知りたいです。

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