日本人は金融リテラシーが低いなんてことをしょっちゅう目にします。
確かに学校でも親からもお金に関することを教えてもらった覚えがありません。
ところで、自分が株式運用をしていることを他人に話すと、珍しがられることが多いです。
また、雑談中に資産運用の仕方を教えてと言われたりします。
人にアドバイスできるほど経験や知識があるわけではないのですが、とりあえずFP3級技能士の勉強を勧めると、「え~難しそうで分からないから、いやだ」みたいな反応が返ってきます。
一応、FP2級技能士検定は合格してますが、株の個別銘柄を薦めたりはできません。
無論、アドバイスしたとしても、その責任は取りません。
自分でどうにかするしかないですね。
年金があてにならないから老後資金に2,000万円用意すべし、なんてことも話題になりました。
昨今、資産運用してフルタイムから離れるFIREという生き方も注目されています。
こちらは、生活資金20年分の用意と4%運用が定石みたいです。
どのみち、お金は必要なので少しは知識がないと後が怖いですね。
私ももっと若い頃からお金について知識を蓄えて資産形成に励めばよかったと後悔してます。
昔と違うのはインターネットで無料で手軽に学ぶことができる機会が増えたことです。
これを活かさない手はありません。
日本のmoocのgaccoには金融を簡単に解説する講義があります。
FP2級合格から10年以上過ぎ去ってしまったので、受講することにしました。
受講したところ、いきなりFP技能士検定やお金に関する勉強をするのに抵抗があるという人には入門講座としていいのではないと感じました。
マネビタ ~人生を豊かにするお金の知恵~
この講座は、私たちの人生・生活で向かい合うであろう身の回りの金融行動を対象にしています。金利、生活設計、家計管理、ローンの基礎や住宅ローン、クレジットカード、奨学金、資産運用とそのリスク、生命保険や損害保険、消費者トラブルについて学べます。修了条件は得点率70%以上でしたが、簡単なテストなのであっさり修了できました。
新時代のWhy?マネーリテラシー
講師とアメリカ人芸人の厚切りジェイソンの対談形式の講義です。
日米のマネーリテラシーの違いや、社会保障制度が薄いアメリカにおいて一般人の金融行動の必要性、彼自身の運用哲学や子供への金融教育等が語られます。
修了条件は得点率60%以上でこちらのテストも簡単です。
ただ、受講後にこちらの講義を提供している企業からメールが来るので、それが鬱陶しい人は注意が必要です。gaccoには、この企業が提供しているマネーリテラシーに関する講義が他にいくつかあるので、そちらも受講してみようかと思います。
全く金融知識がない状態であれば、これらの講義を受けることでお金に対する意識を高めることができるんじゃないかな~と思います。
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