英語学習歴(英検1級合格まで)

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英語学習
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英語学習を始めたきっかけ

高校生の頃、英語は常に赤点でした。(ほぼ、全科目赤点でしたが・・・)

英語の授業からも早々に脱落しました。

けれども、理解できていようがなかろうが授業は進みます。

それが高校1年生の頃・・・英語が嫌いになりました。ついでに英語できる人も・・・

その後、いろいろ有り・・・紆余曲折し・・(中略)大学院に進学しました。

大学院に進学して留学生と関わるようになりました。

母語、日本語、英語を使いこなす留学生に囲まれて生活するうちに、自分が目を背け意識から遠ざけ続けていた「英語できない、英語嫌い」→「カッコ悪い、悔しい」→「本当は出来るようになりたい」という自己欺瞞に自尊心が耐えられなくなりました。

そして、今後の人生を英語できる人として過ごそうと決意しました。

一般的日本人の英語力(個人的推測)

決意したものの、英語の学習や英語を使う講義など適当にはぐらかして生きてきたので自分の英語力を知りません。

たしか、英検準2級をずいぶん昔に合格したなあ~ぐらいでした。

なので、決意した当時は英検3級くらいの英語運用力だったと思います。

とはいえ、劣等感に苦しむ自分自身の英語力と世間の英語力を比較してみようと考えました。

その結論は、自分の英語力は一般的日本人のそれと同程度であろうというものでした。

日本人の英語力はどの程度なのだろうと思い調べてみました。

(便宜上、最近の資料・データを使います)

英語力を測るテストといえばTOEICが思い浮かびます。

TOEICの公式データ・資料のページを見てみました。

2021年第261回実施のTOEICの平均点613.6点はCEFRで当てはめると、どうやらB1に位置するみたいです。英検2級相当になるみたいです。

他の平均点を見ても600点あたりをマークしています。

  • TOEIC受験生平均はだいたいCEFR B1くらいの英語力。
  • 英検2級、高校卒業程度。

ただ、TOEICの資料を見ると、アンケートに答えた受験者(海外受験者含む)の最終学歴は大卒以上が60%以上を占めます。

おまけに、この平均点は、何回も試験を受けて高得点を叩き出すTOEIC愛好家の点数も含まれます。

そのため、もっと一般的日本人の英語力を見てみたいと調べたところ、文部科学省「平成29年度英語教育改善のための英語力調査 事業報告」というページを見つけました。

平成29年度英語教育改善のための英語力調査 事業報告:文部科学省

そのページの「平成29年度英語力調査結果(高校3年生)」の概要を見ると・・・

国公立300校の調査結果による高校生3年生の英語力を見ることができます。

4技能(speaking, writing, reading, listening )とも60%以上の生徒がCEFR A2未満の英語力しか有していないことがわかります。

資料:「平成29年度英語力調査結果(高校3年生)」(文部科学省)より引用。
資料:「平成29年度英語力調査結果(高校3年生)」(文部科学省)より引用。

speaking, writingに至っては80%以上の生徒がA2未満であることがわかります。

speaking, writingで0点をとった生徒の割合も高いです。

日本人の一般的な英語力はCEFR A1~ A2なのかなと思います。

英検でいったら英検5級~3級ぐらいでしょう。

speakingの成績の低さを見ると、文章ではなく単語の羅列でコミュニケーションをとるのではないでしょうか。

なお、英検2級は高校卒業程度、英検3級は中学卒業程度らしいので、日本人の平均的英語運用力は中学卒業程度か、それ以下になります。

  • 日本人の英語力はCEFR A1~A2程度。
  • 英検3級以下、中学卒業程度以下。

英語学習歴

私の英語学習歴は以下の表のようになります。

2013年、春から学習を開始しました。

2013年はラジオ英会話を中心に英語学習をしていました。

当時はラジオの音声を無理矢理真似して音読していました。

なんとか真似できるようになったと感じた頃、2014年に英検2級に合格しました。

ここで、IELTS(アイエルツ)の存在を知ることになります。

IELTSを受験してみたら激ムズでした。今思えば無茶すぎます。

いきなり、英検1級レベルの問題に直面したわけです。

NOT GIVENてなあに?、英作文はめちゃくちゃ、面接もあ〜う〜レベルでした。

あまりにも悔しかったので、当時流行り出していたフィリピン留学にすがる気持ちで行きました。

3ヶ月間、朝6時に起床して夜12時に寝るまで勉強しました。

250語の英語エッセイを毎晩3時間ほどかけて書いてました。

おかげで、スコアは4.5から6.0まで上がりました。

この辺でようやく英会話が通じる実感を持てるようになりました。

帰国の際、空港で職員から日本語で話しかけられた時の違和感を今でも覚えています。

帰国後、英検準1級を受けて合格しました。

英検準1級合格後、すぐに本屋に行って英検1級のテキストを見に行きました。

あまりの難しさに愕然としました。

けれども、留学の経験もあってか、どうにかなると気楽に思うように切り替えることができました。

とはいえ、そこから3年間苦しむことになるのですが・・・

誰が言ったか、英検準1級までの道のりよりも英検準1級から1級までの道のりのほうが長いと・・・

その通りでしたが3年後の2018年にようやく英検1級に辿り着くことができました。

英検1級までたどり着きましたが、まだまだ英語力に自信がありません。

けれども、過去に持っていた英語に対する劣等感は消えました。

また、英語学習を通じてさまざまな出会いがありました。

英語学習にはキリがないのですが、これからはケンブリッジ英検に挑戦しようかと考えてます。

そして、それを口実に語学留学をして海外をぶらつこうと思っています。

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